ガレリアでやっていた開会式を展示会場内で大きなステージに

展示会の開会式をガレリア（会場入り口の平場）で行うところがあります。展示会のセミナーステージも、大掛かりにしているところはそうありません。

ガレリアは照明はあるものの工事現場用の照明程度で、ステージとしては薄暗いものです。開会式だから皆入り口でやろうとされるけれども、低いところでやっていても、出席者にも誰にもよく見えません。
一方セミナーステージも、概ね決して華やかなものではない印象です。
だったら、セミナーステージを「開会式会場」としても使い、せっかく偉い人を呼ぶんだったら一段高くして、魅せるステージにしましょうよ、と、弊社が担当するようになって、ご提案しました。
単なる開会式ではなく、展示会のステータスアップになる意味合いを持たせ、格式高い式典にしたかったのです。

ご提案が通り、ステージ高が少し高くなりました。
ステージ高は高くなったものの、照明の必要性はなかなかわかってもらえませんでした。
主催者様には「要らない」と言われましたが、照明機材を一応用意。リハーサルで実際に見ていただきました。主催者様も灯の違いをご納得。
「やはり必要だよね」となりました。狙い通り、展示会出展者が「自社の社長も」と上がらせたがる、権威ある式典になり、それにつれて、ステージ高も照明も、徐々に魅せるステージになっていきました。